ホタテといくらの縁起物としての意味

ホタテといくらの縁起物としての意味

日本には、年末や年始に、家族の健康や幸せを願って縁起の良いものを食べる文化がありますね。

ホタテは、別名「海扇(うみおうぎ)」と呼ばれ、殻の模様が扇を開いたように末広がりであることから、縁起が良い貝と言われています。
ホタテは、帆を立てて進む船に例えて、明るい未来を意味しています。
また、左右の貝がピッタリ合うのはひとつしかないことから、夫婦円満の象徴でもあります。

いくらは、鮭の卵ですから、子孫繁栄の縁起物と言われています。
真ん丸のその形から、角がないので、家族が円満に過ごせますようにという願いも込められています。
また、鮮やかな赤色は、太陽や新しい生命を象徴するとされ、幸運をもたらすとされています。

紅白は祝いの色。
紅は魔除けや慶び、白は神聖や清浄を表します。

このような縁起を担いで、ほたてやイクラを食べる習慣は、日本の伝統的な風習となっています。

 

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